NPBドラフト指名選手の未来
NPB公式HP ⇒ http://www.npb.or.jp/draft/
NPBドラフト会議・・・
球児なら、誰もが一度は夢を見る「プロ野球選手」が誕生する特別な一日。
血と汗が滲むような努力が報われ、夢叶う日なのだ。
もちろんドラフトで指名される事がゴールではない。
彼らはようやくプロの世界のスタート地点に立つ事ができたのだ。
入団した選手全員が今日はヒーローだ
しかしプロの世界は甘くない
全員がこれからもヒーローで居続けられる訳ではない
今までよりも厳しい競争の中を生き残らなくてはならない
だが、今秋のDeNAが行った戦力外通告は、結果がものをいうプロの厳しさとは一見違い、今後のプロ野球界に暗雲が立ち込める内容だ
12選手に対して戦力外通告を行った
その中には、3年前の高卒新人ルーキー達が4名も含まれている。
当時のドラ1も含まれている。
復帰の見込みもない大怪我などがあれば仕方ないとも思うが、これはあまりにも早過ぎる通告だ。
高卒を指名するという事は、それ即ち球団が責任もって育成すること
まさか高卒に即戦力を期待しているのか?!それなら野球わかってなさ過ぎ。
どんな球団事情があるにせよ、高卒を3年で4人も同時に切るという事はいかにDeNAに育成する力がないかを物語っている。
高校野球の監督は親同然の気持ちで選手を送り出す。
これではDeNAに2度と選手を送る気になれないに違いない。
こんな事が起きるようでは、超高校級の選手以外は不安でプロ志望届を出せなくなる。
この度、戦力外通告を受けた選手達のセカンドライフの保障は絶対にして欲しい。
本件でDeNAには大きく失望させられた。