サッカー日本代表DF内田篤人のアジア杯召集の行方や如何に
1日のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6140703
今や、日本にとっても、シャルケにとっても欠かせない存在となった内田。
どちらのチームでも周囲からの信頼は厚く、内田の活躍を見たいというファンも大勢いる。
今後、代表召集に関して、彼を取り巻く周囲の動向から目が離せない。
記事によれば、国際Aマッチにおいて、拘束力はクラブ側にはない為、シャルケ側は望みが薄いだろうとの事ではある。
国から代表召集をかけられば応じるのが通常である。
しかし、チームへの慰留を迫られた結果、内田自身が代表辞退した場合はこの限りではないだろう。
もちろん、内田自身は、シャルケと日本代表共に参加したいだろう。
ただ、前回の代表召集の際に、右ひざの状態が万全ではなかったところが気になる。
いずれにせよ、十分な休養を取らずに無理なスケジュールをこなした結果、「怪我による長期離脱」といった事態に陥るようなことは避けなければいけない。
これでは、シャルケと日本の双方にとっての利益とはなり得ない。
今回の内田の件に限らず、代表召集に関して、こういった問題はこれからもっと増えていくだろう。
日本代表チームとしては、召集メンバーを決めにくく、チーム作りが難しいというストレスを味わう事になってしまう。
しかし、このような事態になるという事は、日本人選手が海外のチームに必要とされているからだということに、サッカー界は自信を持って欲しい。
昨今は、サッカーだけでなく、野球でも、「日本の優秀な才能が海外に流出してしまう」というような海外移籍に関して警鐘を鳴らすような発言をたまに耳にする。
こらこら、先人たちが切り拓いた海外挑戦の道なのに、なんて事を仰るか!
海外挑戦は、競技レベル向上の大チャンスである。
挑戦する本人はもちろんだが、それだけでなく、その競技全体レベル向上である。
日本にもまだまだ埋もれている才能は沢山ある。
選手の海外流出によって、国内のプロ枠が空き、国内で埋もれるかもしれなかった才能を新たに発掘できる可能性が広がる。
海外挑戦する選手が出てくる事で、必ず競技全体の底上げになる。
サッカーに限らず、どんな競技であっても、パンピーは海外移籍、大いに賛成である。