タイトルの価値 - パンピー侍

既にCS進出枠も決定した消化日程。

この日の試合を観戦に来たファンの興味はほぼそこであろう。

結果は銀次の５打席連続四球。

この時期に入って追う立場な時点で負けなのかと思わされてしまう。

首位打者争いの二人、敬遠指示をしたオリ首脳陣、指示された投手、タイトルをかけた勝負を見に来たファンなど様々な立場がある。

「チームみんなで一人のチームメイトにタイトルを取らせたい」、「実力で抑えたい」、「正々堂々の勝負が見たい」などの色んな思惑が入り混じって球場を不穏な空気が包み込んだに違いない。

ただ、一プロ野球ファンとしては、あくまで真っ向勝負でやって欲しい。

本当に試合に勝つ為の策として敬遠が必要な状況等を除き、全打席真っ向勝負でタイトルを決めて欲しい。

工作員によって作り出されたような後味悪いタイトルでは首位打者の価値が下がってしまう。これは本当に残念な事。

今回のケースの防止策として、CS進出枠が決まった時点での消化試合は行わない方法もあるが、それではタイトルに関わる条件を揃える事が難しい。

そんな防止策必要ないからとにかく真っ向勝負に期待！！

色んな立場や思いがある事は重々承知しているつもりですが、一プロ野球ファンとしてはすんなりと腑に落とすことができない。

真っ向勝負の末に獲得したタイトルだからこそ本当の価値があるのではないだろうか。

どの立場の人も本当はそれをわかっているはずと信じています。